バイナリーオプションに役立つインジケーター3選
バイナリーオプションを攻略するには『インジケーター』の利用は必須です。
なぜなら、インジケーターがないとチャートの分析をすることができないからです。

塾長
そこで今回は、代表的なインジケーターの紹介やおすすめのインジケーターの組み合わせなどをご紹介します。
インジケーターとは
まずはインジケーターという言葉から説明します。
インジケーターとは、為替のチャートから新たに数値を割り出し、エントリーの補助をするデータのことです。
テクニカル分析には欠かせないもので、バイナリーオプションだけでなくFXや株式でも利用されています。
中でも、FXはバイナリーオプションと同じ為替を対象とした投資なので、FXで使われているインジケーターはバイナリーオプションでも役に立ちます。

塾長
バイナリーオプションに役立つ代表的なインジケーターとは
続いて、バイナリーオプション取引に使われている代表的なインジケーターをいくつかご紹介します。
代表的なものには、次のようなインジケーターがあります。
- ローソク足
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- RSI
- MACD
- ストキャスティクス
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ローソク足
ローソク足は一定期間の「始値」「安値」「終値」「高値」の4つから構成されています。
さらに、価格が上昇して終了したことを示す陽線と価格が下降して終了した陰線があり、上昇トレンドや下降トレンドを把握でき、トレンドの転換点も知ることができます。
ローソク足は最も利用されているインジケーターで、どんなインジケーターも基本的にローソク足と組み合わせて使います。
移動平均線
移動平均線は、一定期間中の平均価格をつなぎ、トレンドの方向の強さを把握するのに使います。
移動平均線には、「単純移動平均線」「加重移動平均戦」「指数平滑移動平均線」などがあり、それぞれ計算方法が異なります。

塾長
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、ローソク足が反発するポイントを予測するのに使うインジケーターです。
標準偏差が用いられていて、平均からどれくらい乖離しているかを計算します。
ボリンジャーバンドは「±1σ」「±2σ」「±3σ」のバンドから構成されており、それぞれ約68.3%・約95.4%・約99.7%の確立で反発するとされています。
RSI
RSIは一定期間中の相場の値動きの強弱を判断するのに役立ちます。
見るべき数値としては、下限が20%~30%で上限が70%~80%です。
縦軸の数値が20%から30%であれば売られすぎと判断し、チャートが上昇方向に反発することが予測できます。
一方、数値が70%~80%になると買われすぎと判断し、今度は下降方向にチャートが反発すると予測します。
ただし、RSIにはダマシと言われる現象が起きることがあり、RSIで表示される数値から予測される値動きをしないことがあります。

塾長
MACD
MACDとは、短期と中期の移動平均線から売買の判断をするインジケーターです。
MACDとシグナルという線から構成されていて、移動平均線と同じようにゴールデンクロスやデッドクロスを予測してエントリーすることになります。
場合によってはヒストグラムを表示することもあり、この場合は、マイナス圏からプラス圏に転じるとゴールデンクロス、逆にプラス圏からマイナス圏に転じるとデッドクロスとなることが多いので、ゴールデンクロスやデッドクロスをより正確に見極めることができます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、一定期間の安値、高値から売買のタイミングを判断するインジケーターです。
見方としては、%Kと%Dの2本線から構成されていて、%Kが75%以上の場合に売りゾーンとなり、%Dが25%以下のとき買いゾーンとなります。
また、%Kが%Dを上抜けしたところがHIGHとなり逆に%Kが%Dを下抜けしたらLOWの明確なサインと判断します。
バイナリーオプションに役立つインジケーターは2つのカテゴリーに大別できる
代表的なインジケーターをご紹介しましたが、これらのインジケーターは次の2つのカテゴリーに分けることができます。
- オシレーター系
- トレンド系
概要をお話すると、オシレーター系のインジケーターはレンジ相場の時に役立ち、トレンド系のインジケーターはトレンド相場の時に役に立ちます。
それぞれ説明していきましょう。
オシレーター系のインジケーターとは
オシレーター系は、相場の上がりすぎ(下がりすぎ)を判断し、相場の反転を予測します。
トレンドの転換点やトレンドに入っていないときの相場の動きを知らせてくれるインジケーターです。

塾長
トレンド系のインジケーターとは
トレンド系は、今の相場が上昇(下降)傾向にあるかを判断し、今後も上昇(下降)すると予測するためのインジケーターです。
トレンドに突入したかどうかを判断でき、トレンドの相場を予測します。

塾長
バイナリーオプション初心者におすすめのインジケーター
代表的なインジケーターとそれぞれのタイプを押さえたら、実際にどれとどれを使うかですが重要です。
ここでは、バイナリーオプションの初心者に使いこなせるようになってい欲しいインジケーターを3つご紹介します。
ずばり、バイナリーオプション初心者におすすめするのは、次の3つのインジケーターです。
- ローソク足
- ボリンジャーバンド
- MACD
まず、ローソク足は基本中の基本なので、絶対に理解して読めるようになりましょう。
次がボリンジャーバンドですが、ローソク足と組み合わせて使うと、どのタイミングで反発するかが分かりやすいです。
最後がMACDですが、ゴールデンクロスやデッドクロスを狙ってエントリーすればバイナリーオプションの経験が少ない初心者でも、信頼の高いエントリーを行えるようになります。
バイナリーオプション初心者はインジケーターを3つに絞り込もう
バイナリーオプション初心者の場合は、使うインジケーターは3つまでにしたほうがいいでしょう。
その理由は、単純にチャートがごちゃごちゃになり、エントリーのタイミングがかえって分からなくなるからです。

田中

塾長
たくさんのインジケーターを表示させても、すべての情報を読み取って取引するには、バイナリーオプションは取引時間が短すぎますからね…
バイナリーオプションはインジケーターを使うのがマストなのか?
ここまでのお話で、「インジケーターを使うの、なんかめんどくさい…」と感じている人もいるのではないでしょうか?
正直に言いますが、そんな人はバイナリーオプションはしないほうがいいです。
というのも、バイナリーオプションでインジケーターを使わないのは無謀だと言えるからです。

塾長
インジケーターによる分析なしで100回くらい取引してみて、勝率を60%以上でキープできる人はおそらくいません。
ちなみに、勝率は60%くらいないと薄利すぎるので、バイナリーオプションなんてやらないほうがいいというレベルです。
まとめ
チャートの基本はローソク足です。
ですから、まずはローソク足を読めるようになりましょう。
慣れないうちは大変かもしれませんが、使い慣れればインジケーターほど心強いバイナリーオプションの友はいません。

塾長
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