バイナリーオプションのライントレードについて徹底解説
バイナリーオプションでは、『ライントレード』を行うことでしっかりとした根拠を持って取引ができるようになります。
そこで今回は、バイナリーオプションにおけるライントレードについて徹底解説していきます。
- そもそもライントレードって何?
- ライントレードの引き方
- MT4でのラインの引き方

塾長
ライントレードとは何か?なぜ有効なのか?
ライントレードとは、チャート上にライン(線)を引き、そのラインにローソク足がタッチした時(または、ライン付近に来た時)にエントリーする取引手法です。
では、どうしてライントレードが有効なのでしょうか?まずはそこから考えてみましょう。
結論から言うと、為替相場の場合、投資家たちが買いポジションと売りポジションを持って取引をしているからです。
逆に言えば、いくら為替に影響がありそうな出来事が起こっても、取引が行われなければ相場は動きません。

塾長
そのため、投資家たちがどのポイントで買い注文または売り注文を入れるのかを予想することで、今後の価格を予測することができます。
そのポイントを見極める方法の1つが、今回ご紹介するライントレードなのです。
ライントレードの基本:ラインの引き方
ライントレードをする際のラインには次の2種類があります。
- 水平線
- トレンドライン
それぞれ具体的にラインの引き方を見ていきましょう。
水平線の引き方
その名の通り、チャート上に水平の線を引く方法です。
水平線の引き方としては、大きく次の2つのやり方があります。
- 高値・安値に引く
- 複数回反発しているポイントに引く
1つ目ですが、高値と安値に水平線を引きます。
チャートを縮小し、チャートの上の1番高い価格や1番低い価格で水平線を引いたり、価格が反発している部分に引きます。
特に、前日の高値・安値は世界中のトレーダーが意識しているポイントで、そのライン付近で自分の持っているポジションを決済しようとするので、そのラインで価格が反発する傾向があります。
ただし、あくまで傾向があるだけで、必ず反発するわけではありません。
中には、反発せずにそのまま価格が上昇または下落し続けてトレンドを形成してしまう可能性もあることを覚えておきましょう。
もう一つが、同じくらいの価格で複数回反発している部分にラインを引く方法です。
これも考え方は同じで、複数回反発しているところに投資家の注目が集まるからです。
水平線はローソク足の実体に引くべきか?ヒゲに引くべきか?
これはよく議論されているようですが、結論から言うと、どちらも間違いではありません。
というのも、世の中には実体に水平線を引く人もいるし、ヒゲに水平線を引く人もいるからです。
どちらも「注目されている」という意味では同じなので、どちらのパターンでも反発する可能性は十分にあります。
もちろん、どちらのラインでも、そこに達したからといって反発するとは限りません。

塾長
レジスタンスライン(抵抗線)とサポートライン(支持線)
水平線に関して補足すると、水平線には「レジスタンスライン」と「サポートライン」の2つがあります。
チャート上の高値に引いたラインをレジスタンスライン(上値抵抗線)と呼び、チャート上の安値に引いたラインをサポートライン(下値支持線)と呼びます。
このレジスタンスラインとサポートラインは、機能が逆転することがあります。
過去の相場でレジスタンスラインとして機能していたラインがサポートラインに転換することはよくあり、その逆もよくあります。
下記のような場合がその例です。
トレンドライン
トレンドラインを引く際のポイントは次の2つです。
- 上昇トレンドであれば、安値と安値を結んだ線
- 下降トレンドであれば、高値と高値を結んだ線
巷には、さまざまなトレンドラインの引き方が紹介されていますが、大切なのはエントリーポイントを見極めるためにトレンドラインを引くということです。
トレンドラインは直線なので、2点を結べばラインはできます。
つまり、トレンドを把握できる2つの点を結んでトレンドラインを引けば、あとはそのラインにタッチする点がエントリーポイントとして候補にあがるということです。
しかし、トレンドが転換したり強さが変われば、再びラインを引き直す必要があります。

塾長
MT4でのラインの引き方
最後にMT4でのラインの設定の仕方をご紹介します。
MT4上部のメニューバーの「―」で水平線、「/」でトレンドラインを引くことができます。
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塾長
色や太さの変更方法は、次の通りです。
- 引いたライン上でダブルクリック、または右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 表示された画面でお好みの色や太さを設定
まとめ
ライントレードとは何か?について解説しましたが、ライントレードに関する理解は深まったでしょうか?
ライントレードは多くのトレーダーが使っている手法ですので、その指標に従って値動きも起こりやすいです。
ライントレードを活用することで、相場を予測しやすくなりますので、ぜひ使ってみましょう。
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