バイナリーオプションをする際に役立つおすすめ本4選
バイナリーオプション初心者の中には、バイナリーオプションについて本から体系的に学びたいという人も多いでしょう。
ただ、中には「バイナリーオプションは値が上がるか下がるかだけなので、本なんて読む必要ない」という人もいますが、そうとも限りません。
また、バイナリーオプションに関する本は少ないですので、「何を読めばいいのかわからない」という人も多いでしょう。
そこで今回は、個人的におすすめするバイナリーオプションに使える本をご紹介します。
バイナリーオプションでおすすめの本は超少ない
まず初めに断っておこなければなりませんが、日本にはバイナリーオプションに関する本が非常に少ないです。
この理由について、まずは説明しておきます。
結論から言うと、日本ではバイナリーオプションが規制されて本が出版されていないからです。
実は、バイナリーオプションは射幸性が高いことが問題視され、バイナリーオプションを提供しているFX業者がバイナリーオプションの規制を導入しました。

塾長
日本政府によって規制がかけられた結果、国内のバイナリーオプションはFXトレードと大きな違いがないものになってしまいました。
また、規制により、バイナリーオプションに関する本も出版されにくくなっている環境です。
例えば、出版社が出している単行本として「バイナリーオプション」がタイトルに含まれている本をアマゾンで検索するとほとんどヒットしません。

田中

塾長
投資に関する本は、マインドやリスクマネジメントに関して、学ぶべきことがたくさん書かれています。
FXの本に関しては、バイナリーオプションもFXも為替変動を予想してトレードする点で共通し、テクニカル指標の使い方など参考になることが多いからです。
なお、FXの本は次のようなポイントを押さえているものが良いでしょう。
- スキャルピング・デイトレードに関する本
→バイナリーオプションでは長期トレード・中期トレードは行わないため - 筆者が稼いでいる人の本
→FXでも評論家のような自分でトレードしていない人の本はあまり参考になりません。投資経験があり、実際に稼いでいる人の本がいいです。 - 出版社が発行している本
→FXの本にはKindle版のような個人や素人でも出版できる電子書籍が増えていますが、個人の宣伝の要素が強く役に立ちません。
以上のことを踏まえて、個人的におすすめしたい本について、次章以降解説していきます。
バイナリーオプションにも役立つ「投資」に関する本
バイナリーオプションは投資の一つですから、バイナリーオプションをする上でも投資に関する知識は大いに役立ちます。
ここでは、投資するにあたり大切なマインドや資金管理について学べる本をご紹介します。
今回ご紹介するのは、次の2冊です。
- 投資苑 - 心理・戦略・資金管理
- まぐれ - 投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
投資苑 - 心理・戦略・資金管理
この本は多くの投資家に読まれている投資家のバイブルともいえる本です。
この本では次のようなことが学べます。
- トレーダーの心理について
- テクニカル分析
- リスクマネジメント(資金管理)
トレーダーの心理に関しては、個人の心理から集団の心理まで相場にかかわっている人間の立場や思惑などを詳細に解説しています。
また、投資において非常に重要な資金管理やテクニカル分析に関する必要な知識も網羅しています。

塾長
さらに、ある程度投資の経験がある人でも思うように利益を上げられていない人や、投資に関してメンタルや資金管理の重要性に気付いてはいるものの実行できていない人も一読してみる価値がある本です。
この本では、感情をコントロールすることやマイルールを守ることの重要性をしっかりと理解できると思います。
著者は、ニューヨーク在住、旧ソ連からの亡命精神科医兼トレーダーで、アメリカでは息の長いロングセラーを続けている、と聞けば、500ページ近い厚さにもかかわらず、思わず手にとってみたくなるのではないだろうか。
内容は、決してその期待を裏切らない。特にイントロダクションから2章までの、心理学のアプローチを提供した切り口で、トレーダーが犯しやすい失敗をまるで腑分けするかのごとく分析していくくだりは、どのレベルの投資家にも「必読の書」といえるかもしれない。
著者は、投資家にとって必要なものは「規律」であり、もう1つの職業である精神科医としての経験から、「アルコール中毒症患者」と「一皮むけることのできない投資家」の共通点をえぐりだす。「あなたのトレーダーとしての成功は、自分の感情をいかにしてコントロールするかにかかっています」というのである。
本書を特徴づけるもう1つのポイントは、「テクニカル分析」の手法について、十分な網羅性を保ちながら、コンパクトでかつ平易にまとめられていることだ。各項目に関する索引、参考文献も押さえられており、ここが「投資苑」なるゆえんだろうか。
まぐれ - 投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
運を実力と勘違いして負けてしまうトレーダーはたくさんいますが、そういう人に限って、投資で儲かると「自分の実力のおかげ」と考え、反対に損すると「運が悪かった」と考えがちです。
不確実性科学の専門家であり、トレーダーとしても20年以上のキャリアをもつ筆者は、金融市場や日常生活において偶然や運が果たしている役割と人間心理の関係を、数学、行動経済学、脳科学、古典文学、哲学などへの深い知識と鋭い洞察をもとに徹底的に解説しています。
メンタルがどれだけ投資における判断に影響を及ぼすかを科学的な見地から鮮明に描きだしています。

塾長
人はどうして、投資で儲かると自分の実力だと思い込み、損をすると運が悪かったと思うのか?
トレーダーとしての20年以上にわたる経験と、数学、行動経済学、脳科学、古典文学、哲学等への深い知識と鋭い洞察をもとに、金融市場や日常生活において偶然や運が果たしている隠れた役割と、人間の思考と感情との知られざる関係を鮮やかに描き出す最高の知的読み物。
バイナリーオプション攻略の参考になるFXの本
次に、バイナリーオプションに焦点を当てておすすめの本をご紹介します。
バイナリーオプションではFXの知識が非常に役に立ちます。
特に、日本ではバイナリーオプションに関する本が少ないので、FXに関する本を参考にして学んでいくのがベストな状況です。
FXに関してはたくさんの本がでていますが、その中でもバイナリーオプション初心者におすすめの本は次の2冊です。
- FX チャートリーディング マスターブック
- パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方 ~欧米投資家が好んで使うプライスアクションの教科書
FX チャートリーディング マスターブック
この本はテクニカル分析について詳しい解説がなされています。
「チャートリーディング」とは、筆者が提唱している方法で「いろいろなチャートを見て少し先のチャートを予想する」という基本的なチャートの見方のことです。
「ローソク足」「陰線」「陽線」「ひげ」は何を意味しているのか?
この他にも、「トンボ」「トウバ」「ダブルトップ」「トリプルボトム」「プライスアクション」など、理解しておくべき用語はたくさんあります。
さらに、「移動平均線」「MACD」「ストキャスティクス」「ボリンジャーバンド」などのテクニカル指標が真に意味することとは?
チャートを深く考えることなく見ている人も多いとは思いますが、チャートやテクニカル指標が「何」を意味し、「なぜ、そうなっているのか?」という本質的な部分を解説しています。

塾長
「FXはチャートで勝つ!」と断言する著者が、ローソク足や移動平均線など基本的な5つのツールだけで相場の行く末を見極める方法を、実際の事例でわかりやすく丁寧に解説。
「始値と終値、どちらが大切?」「移動平均線の本当の意味は?」など分かりやすい文章を読み進めるうちに効果的なトレード戦略が自然と身につく!
パターンを覚えるだけで勝率7割超! FXチャートの読み方 ~欧米投資家が好んで使うプライスアクションの教科書
タイトル通り、「チャートパターン」「プライスアクション」について解説している本です。
チャートがあるパターンを形成するということは、市場参加者の思惑が読みやすくなるということを意味します。
チャートは人間心理のパターンの繰り返しです。
ですから、過去に似たようなパターンのチャートがあれば、その後どうなるかがある程度予測できます。
また、チャートパターンがメジャーなパターンに似ていれば似ているほど、多くの投資家がそのチャートパターンの行動原則でトレードするので、さらに予想は当たりやすくなります。
本著では、著者である陳氏が実際に利用している「プライスアクション」+トレンド系指標「GMMA」を組み合わせた分析手法と実践売買手法が解説されています。

塾長
世界一わかりやすい、当たりやすいプライスアクションの教科書
必勝の売買ポイント「秘伝の18シグナル」を初公開!
FXの利益のすべては値動きから生まれます。「プライスアクション」とは、日本語で「値動き」を意味します。
為替相場において何よりも重要な「値動き」そのもの、ローソク足チャートが発するメッセージ、つまり市場が発する言葉を読み取るための技法です。
では、なぜプライスアクションは当たりやすいのか?
テクニカル分析には、より多くの投資家が注目しているものほど当たりやすいという原則があります。そして、市場のマジョリティである欧米の投資家はプライスアクションを非常に重要視しています。多くの投資家が注目している、だからこそ、プライスアクションは当たりやすいのです。
本書では、まずプライスアクションの基本形の説明から入ります。
次に、その基本形を使ってどのポイントで買い、売りの注文を入れればいいのかを具体的なチャートのパターンで示し、必勝の売買ポイント「秘伝の18シグナル」として収録しました。
さらに、著者の陳氏が実戦で使っている、「プライスアクション」+トレンド系指標「GMMA」を組み合わせた最強の分析手法、実戦売買手法についても解説を加えました。
本書で示すチャートのパターンを覚え、そのときの値動きが発する声を聴き取ることができれば、もうプロにカモられるということはありません。
プライスアクションは、個人投資家が利益を積み上げる、もっとも確かな方法なのです。
バイナリーオプションについて学ぶためにFXの本を読むときの注意点
先ほどもお話した通り、バイナリーオプションに関する本は非常に少なく、多くのバイナリーオプショントレーダーがFXの本を参考にしている状態です。
ここでは、FXの本を参考にするが故の注意点についてご紹介します。
結論から言うと、FXの本に書かれていることすべてがバイナリーオプションに適用できるわけではありません。
FXの本はあくまでFXの本です。
FXとバイナリーオプションの最大の違いは、『取引時間の長さ』です。
FXには長期トレードや中期トレードというトレード手法がありますが、これらに関する攻略法は、まずバイナリーオプションでは使えないと思っていたほうが良いでしょう。
さらに言えば、数分・1時間トレードの攻略法も参考にならない場合もあります。

田中

塾長
FXとバイナリーオプションは次の点で共通しているといえます。
- 「為替の動き」「為替チャートからの市場参加者の意図」を理解する
- その上で「チャートパターン」から未来の値動きを予想する
- 「テクニカル分析」から未来の動きを予想する
FXの本はこの点に焦点を当てて読んでいきましょう。
まとめ
バイナリーオプションに関する情報は、インターネットを使えば簡単にしかも無料で手に入れることができます。
そのため、「わざわざお金を出して本を買う気になれない」という人もいるでしょう。
しかし、本にはインターネットにはないような質の良い情報がたくさん書かれています。
インターネットの情報だけを参考にしてそこそこの勝率で満足するのと、本を一冊読んで勝ちパターンを体得するのとどちらが大きくお金を増やせるでしょうか?

塾長
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